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ずぅ……っと前に頂いてたコメントに、漸くお返事。
あと、同じくずぅ………っと前に頂いたバトンです。
こんな管理人で申し訳ありません…
鵙様から頂きました!
自己紹介バトン
・あなたの本名は?
メールでやりとりした場合・差出人名でお伝えできます(^^)
・何型ですか?
A型。でも整理整頓は嫌い。
・動物占いは何?
ペガサス。
と、とりあえず悪びれず遅刻はしないですよ(そうゆう特徴があるらしい)
開き直りはしても…。
・家族構成は?
父、母、弟×2。
下の弟最愛。
・あなたはどんな顔?
今までほぼ2、3は年上に見られてきたのですが、
しかし、最近実年齢が追いついてきたのか、相応か
もしくはちょっと若く見られるぞ(* ̄▽ ̄*)ノ"
・恋人いますか?
両手の指にあまるくらい。二次元のひとですが(思い込み)
・顔が好みだ!という異性の芸能人は?
S.te.phane La.m.biel
芸能人じゃないんですけどね。他に浮かばないので…
彼は芸術家なんですよ。
・一番好きな歌手は?(複数はダメ
小説BGMとゆう点では、元ちとせ。
・あなたの部屋はどんな部屋ですか?
本棚を。
目に付くところは、I波文庫と、学術書で、
いかにも勉強してます的にデザインしようとして失敗。
実際には漫画があふれている。
そんな本棚がある部屋です。
・何処の携帯使ってる?
エーユー。
長いお付き合いで基本代金は最低額(安さ自慢は関西人のサガ)
・ナンパされた(した)事ある?
まさかだろ…!
・モノを盗んだ事ある?
待ち合わせに遅れて、その間・友人の貴重な時間を盗みました。
・マイミクに親友いる?
どうかなぁ
・短気?
分かってることを言われた時は特に
・SとMなら、どっち?
M?Mは臆病なんだそうだ。
・コスプレ好き?
見るのは好き。
・人生の教訓になった本は?
教訓というか、影響された本は『三つの小さな王国』
・回してくれた人はどんなひと?
サイト別館をつくるきっかけをくださった方。
淡い色使いのイラストが素敵です。
・回してくれた人の色は?
暖色系のパステルカラー。レモンイエロー…かな。
・最後に次のイメージカラーの人にバトンを回してください。・
白→いまはない、某少年C版権サイト管理人様。今も昔も目標。
黒→セイ様。すべて包み込んでくれる黒のぬくもり。
赤→安部様。赤いアクセントがきいた、SE(むしろ神父)絵が素敵です。
青→レナ様。自然にしみいる、水のような文体の色。
橙→思いつかないので保留…
緑→まり様。お話してくださる内容とか、その話し方に引き込まれる深緑色。
桃→美桜様。軽やかな桜色…というイメージで。
黄→鵙様のイメージ色(に近い)なので欠番で…
紫→同保留…
受け取ってから長い間回答できず、すみませんでした。
バトンをまわす方。
イメージカラーで思いつく方を書かせていただきましたが、
バトンはよければ…というかんじで…。既に回答済みかもしれませんし;
すごい今更ですが。
もしジャスティンも、ババ・ヤガー攻略作戦に参加してたら…
という妄想をしてしまう最近です。
たぶん、本隊と行動するんじゃなくて、サポートのために別働隊として
潜入してるんだと思うんです。
こんなかんじで。↓
「……チッ」
最後のひと滴を舌の上でうけて、ギリコはさかさにしていたビンを投げた。
がしゃん、と床の上で割れたビンは、同じく無残な姿をさらす
ほかの酒瓶同様に、白い絨毯に新しい染みを広げていく。
だらしなく掛けていたソファから立ち上がり、部屋を見回す。
酒の臭いが満ちた部屋には、もう、あるべき形をとっているビンは無い。
すべて床の上で粉々になり、そしてそれは即ち、
ギリコの気分を一時的に鎮めてくれる酒、というクスリが、もう彼の部屋には
残っていないことをも示していた。
その事実を確認して、ギリコはもう一度、舌打ちをする。
酒を取りに行かせるため、【仮面】-城内での雑務を担当する、
黒のローブに仮面をつけた兵の総称-をつかまえようと部屋を出る。
が、ギリコの部屋の前から左右に伸びた廊下には、ひとりの【仮面】も
見当たらない。いちいち彼らを探すのも面倒くさいし、多少酒で温まった
体には、外から染み入る外気が心地よく感じられた。
そうこうで、ギリコは自ら食料貯蔵庫へと歩き出していた。
食料貯蔵庫にある、アルコール類保管棚。
普段なら、ワイン数種類、ウォッカなど…規模にしては豊富な
品揃えを備えているはずであったが、ギリコの連日の暴飲により、
そこにはもう、ウォッカのボトル(しかも小さなビン)しか残っていなかった。
最後のひとビンを取り、食料庫担当の【仮面】に、酒の補充を命じて、
自室に戻るべく歩き出す。
食料庫のある一階まで下りてくると、行きかう【仮面】の数も増える。
掃除用具を持って小走りで廊下を進む者。
洗濯物の山をかかえて、危なっかしく歩く者。
休憩時間なのか、広間の長机につっぷしている者。
それらを見るとも無く見ながら、進む。
彼の進行方向にいた【仮面】らは、ギリコに気づくやすぐさま道をあけ、
会釈をする。ギリコにとっては、慣れた光景。
それを前に、ふと、ギリコは足を止めた。
「おまえ」
鋭い三白眼を向けられて、
その視線の先にいる【仮面】らは、ざわめく。
つかつかとその中にわけいり、ひとりの腕を掴んで、
ギリコは高慢に、命じる。
「部屋が汚れてる。おまえ、掃除をしに来い」
ドアを開けて、まず連れて来た【仮面】を部屋に入れる。
ふだんのギリコでは、ありえない行動であるが、その【仮面】に
驚いた様子はない。通された部屋の惨状を確認して、
無言で仕事に取り掛かる。
ギリコのほうは、掃除をする【仮面】の横をつっきってソファに腰掛け、
ウォッカのビンを開けた。
「…新入りか、おまえ」
「はい。3日ほど前から」
「ツイてねぇな。今、死武専の奴らがココに潜入してるんだと」
「…そのようですね。でも、モスキート様や…ギリコ様も
いらっしゃいますし…」
「ふん…」
部屋に散乱したガラスの欠片を拾い集めた後、
予め取ってきていたモップで、丁寧に床を拭いていく。
ギリコはその仕事を肴に、酒を含む。
「ギリコ様、掃除が終わりました。ほかに御用がなければこれで」
「ああ…。じゃあ、ちょっと相手してもらうかな」
「お酒ですか?」
「あ?酒なんかもうねぇよ。溜まってるから相手しろって
言ってるんだよ、ジャスティン」
肩を揺らすくらいの反応は見せるだろう、そう思って口にした
単語だったが、【仮面】は動揺の欠片も見せない。
「ひとちがいをなされているようですね」
「いいや。間違いねぇ」
「少しお酒がすぎますよ」
「【仮面】なら、まず俺にそんな口はきかねぇよ。
それに、な」
「自分のオンナってのは、なんとなくわかるんだよ」
干したウォッカのビンを、足元に置いて、立ち上がる。
まだモップを手にしたまま、立ち尽くしている【仮面】の、
その名の由縁に手をかけた。
だが、その手は、あたまひとつ小さいその【仮面】に止められてしまう。
「諦めがついたか?」
勝ち誇ったようなギリコを見上げ。
【仮面】は、自分の顔を覆うそれを、自ら床に落とす。
「正体がどうこうよりも、勘違いを諫めてさしあげなくては」
ローブのフードも、肩に落とす。
ギリコにとって見慣れた、癖のある金髪と、蒼い瞳が現れる。
「誰があなたの『女』だと?」
これで、『睨み合いつつするキス』につなげたいな…!