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あと数時間で、当サイトも5周年を迎えます。
区切りがいい年なんで、なんかやりたいとこなんですが
いいアイデアもなくo(´^`)o
リクエストだろうか…限りなくゼロに近いだろうが…
で、くださった方にリミットを指定してもら…ヽ(;´Д`)ノ(((((((((●~*
…まだ上げてないリクエストも忘れてるわけではないのです;
パソコンの調子が本気でやばいので、この子が壊れる前には
全てやりきってしまいたい。


はてさて、ソウルアニメ、第一部佳境にはいってきましたね。
アニメの切り替わりって、9月?10月だっけ…?
その切り替わりの時期に六花の中では第二部的位置づけの
アラクノフォビア篇が始まるのだろうか。

即ち、神父様登場なのだろうか。

声とか、詳しくないので誰がいいとかいえないんだけど、
イメージどおりだといいなぁ(難しいなオイ


ブログ小話でお茶にごす。

※『ヒュプノス』翌朝で考えてください


目蓋ごしに、太陽を感じた。
無意識に腕を上げて、それを遮り、眠りの続きを求める。

「?!」

陽が、高い。
東向きでないジャスティンの部屋に、その光を投げるに十分なほど。
それは即ち、いつもの出勤時刻の超過…端的に言えば、遅刻を意味する。
体を丸め、布団をかぶりなおした体勢のままで、ジャスティンは
ぱっちりと目を開けた。一縷の望みをかけて眺めた窓の外には、
容赦ない陽光をそそぐ太陽の、いっそ憎らしいまでの笑顔。
それを見て漸く事実を受け入れたジャスティンは、ベッドから飛び起きた。
昨夜眠り込んでしまったときのままの、シャツだけを羽織った格好で
リビングへ直行、とうの昔にぬるくなったガッサータのビンの横、
ぽつんと置かれた携帯電話を取る。
短縮番号1。死武専北ヨーロッパ支部。
支部長付きという特殊な配属のため、直通連絡先は勿論
支部長のデスク。
2度。コール音が途切れ、携帯電話は通話のサインを示した。
ジャスティンが口を開くよりも早く、電話口からは
笑いをこらえる支部長の声が飛び出してきた。

「10時。初の寝坊にしてはなかなか思い切った時間だな」
「申し訳ありません…!今から出勤、」
「いやいや」

10時、という現在時間から、最短時間で支部へ着く方法を
計算するジャスティンを、支部長がやんわりと止める。

「もう今日は休め。有休申請も明日でいい」
「しかし…」

システム復旧からまだ、1日も経っていない。
職場は通常通り立ち行かないはずだ。
そんなときに自分だけ休むわけにはいかない、と、
ジャスティンはくいさがろうとする。

「そうだな。じゃあ、明日菓子のひとつでも持ってきてくれ。
甘味があると仕事の効率もあがるんだが…、最近皆の口にあう
ウマイ菓子がなくてな。休暇がてら、ウマイ菓子を見つけること」
「そ」
「…今回はおまえに甘えてしまったからな。ゆっくり休め。
ただし、今回だけだけどな」
「…私、美味しいお菓子の店なんて分かりませんよ」
「満足いく菓子がなければ、今日のおまえの慌てた様子を
課内でモノマネしてやる」
「…支部長…それはむしろあなたの威厳に関わります」

おお、いかんな、脱線してしまう。
それ始めた話題を修正するように、電話の向こうで支部長が
笑った。ジャスティンも、押し問答で上司の時間を
費やす前にと、その好意に甘える旨を伝え、重ねて詫びと謝意を伝えた。

「では、ご好意ありが…」

言葉の途中で、背後に気配を感じて、ジャスティンは
握っていた携帯電話を持ち直した。
腰に回された腕や、首筋に押し当てられた唇に気をとられそうになる
自分を叱咤して、電話に意識を戻す。
それからまた、数回のやりとりを経て、電話を切る。

「ギリコさん、いらっしゃるなら、起こしてくれればよかったのに」
「そこまで面倒見られるか」
「……寝不足は、」
「それに」

剣呑な様子で反論しようとしたジャスティンの台詞に、
ギリコは自分の言葉を重ねる。
当然のように、無邪気ささえ感じさせる口調で。

「起こしてたら、仕事行っただろ、おまえ」



もう1日、ジャスティンを独占してたいギリコさんのお話。
たぶんこの後、買い物行って、お菓子とか選んでもらうんだ。
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今晩は!
まずは最初に、5周年おめでとう御座いますー!
六花さんの小説読めるだけで幸せな安部です。

ヒュプノス読んだ時も相当悶えたんですが、ヒュプノスの翌朝SSに萌え苦しみました・・!な、なんて可愛いんだギリコ・・!!
普段ツンツンしてる彼が甘えてる所が・・もう理性爆発です。
あと支部長とジャスティンのやリ取りがすごく微笑ましかったです^^
更にこの後ギリコにお菓子を選んでもらうジャスティンのかわいさったら・・!!!想像するだけでもう萌死にます・・´▽`

前の日記で仰っていたヒュプノス裏バージョンが激しく気になっております。・・・よ、読んでみたいです・・(小声)


・・これ以上己の熱い思い(と書いて本能)をぶつけるとグダグダ続いてしまいそうなのでこれにて失礼します!
それではー!
安部 2008/08/19(Tue)21:51:44 編集
コメントありがとうございます
安部様にお祝いコメントをいただけるなんて…
あ、ありがとうございます!(勿体無いお言葉を
いただいたにもかかわらず、レスが遅すぎて
申し訳ありません;)

ヒュプノス・読んでいただいてありがとうございます~。
どちらかというと、普段は甘やかしてるほうが
多いギリコなので、今回は甘える側に回ってもらいましたv
その数分後には、朝ごはん作ったり、お菓子買いに
出たり、また甘やかす側に戻るんでしょうけれども…。
甘え甘やかし、ふたりには過度に依存しあうことなく、
でも、らぶらぶ(?)でいてほしいものです。

裏バージョンにも反応していただいて…
ふだん安部様にいただいてる萌えの三分の一でも
お返しできるよう・ちょっと踏ん張ってみます(`0´)ノ
六花 2008/09/07(Sun)23:14:49 編集
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